ロングバレルが特徴のケリースレーターのSurf Ranch
エアリアルに特化したWaco WavePool
上の二つが世に出る前からウェーブプールの開発に取り組んでいたにも関わらず、
後発の他社に追い抜かれていた印象があったWave Garden社が新たなウェイブプールを開発しました。
その名はアーバンサーフURBN SURF
波を自在に変化させることが可能
このウェーブプールの特徴は何と言っても左右同時に複数の波が割れることです。
また、その波の崩れ方もたくさんのバリエーションがあり、アーバンサーフの動画の中では4タイプの波がテストされました。
The Beast
底掘れする波は、タヒチのチョープーのミニュチュア版とも表現されるほどのクオリティ。
違うところといえば、レフトもライトもあるという点。
この波をテストしたジョエルパーキンソンは
「 かなり難易度の高いチューブでメイクするためには本気にならなきゃいけない。」
と語りながらも、華麗にその波を乗りこなし満足した様子。
The Point break
The Beastと比べると少しだけチューブをマイルドにして、ターンのセクションを追加した設定。
The Turn Wave
腰から頭サイズのターンウェーブは中央桟橋の両側で完璧な形で崩れる波。
サーファーは波のフェイスで自由にターンを繰り出すことが可能。
The Ramp
スピードを生み出すフェイスのセクションと空中に飛び出すためのセクションが組み合わさったエアーの練習に最適な波。
驚くべきところは、波の崩れ方を自在に変化させてチューブ、ターン、エアをすべて可能にしているところ。
さらに、商業的に成功するために不可欠だと思われる波数の多さも十分。
このテストではプロ用のハイパフォーマンスタイプの波がテストされましたが
初心者向けの小ぶりな波を発生させることも可能とのこと。
近い将来、日本にもこの施設ができたらすごい人気になりそうです。
アーバンサーフ メルボルンは2020年1月に一般公開される予定。
参考記事:surfline.com Wavegarden Unleashes a Slab Dubbed “The Beast”