農業をされている方や田舎に住んでいる人には馴染みの深い軽トラですが、サラリーマンサーファーで軽トラを新車で買う方はめったにいないと思います。
ただ最近は、「キャンピングカー仕様」「アゲトラ」といわれるようなカスタムのベースとして、軽トラを選ぶ方も増えてきているそうです。
この度毎日の通勤と週末の外遊びのために軽トラを新車で買うことにしました。
クルマ選びから見積り、購入金額まですべて公開します!
バイク事故をきっかけに車を買うことに
肩甲骨骨折なんですが、、、
軽傷で済んで、本当にラッキーでした。
詳しくは事故の記事に書いてます。↓
https://umiyama-asobi.com/%e5%85%88%e9%80%b1%e3%80%81%e3%83%90%e3%82%a4%e3%82%af%e4%ba%8b%e6%95%85%e3%81%ab%e9%81%ad%e3%81%84%e3%81%be%e3%81%97%e3%81%9f%e3%80%82/
軽トラの中古は高い
結局軽トラは中古市場で人気があるため評価額が高かったので新車を買うことを決めました。
中古車を探しに行ったときのことを記事にしました。↓
軽トラは作っているのは大手3社だけ
現在軽トラを生産しているのは、
ホンダ
スズキ
ダイハツ
の3社のみで三菱やスバル、マツダのなどの他社は主にスズキ、ダイハツ社に生産を依頼して名前を変えて販売している状況。
他社に生産を依頼して、自社ブランド品として売り出すことをOEMと言います。
ホンダ スズキ ダイハツ 軽トラを徹底比較
クルマのプロが乗り比べて見た比較記事を見つけたので紹介します。
上の記事やいろんな比較の情報を調べてみたところ、どれも似たようなもんだろうと思っていましたが、それぞれ微妙に違うようです。
ただ、その違いはプロが乗り比べた時にやっと気がつくレベルのような気がします。
結局、どれも甲乙つけがたい横並びの状況で各ディーラーに行ってクルマを見せてもらいました。
ディーラーで実物をチェック
ホンダ アクティ
アクティのプラスポイント(主観)
クルマもバイクもホンダが好き。
エンジンが荷台部分にあって重量バランスが良い。
比較的エンジンが高回転域で車速が伸びる。
2WDでも比較的ハマりにくい。(重量バランス)
アクティのマイナスポイント(主観)
ダイハツ、スズキと比較して車体価格が10万近く高い。
SDX(標準クラス)にエアコンつけると約10万円プラス、諸経費10万円。
基本105万円スタート。
カタログスペック等で他社との違いがない。
一般道を中心に軽い荷物を運ぶ自分は走りに期待していない。
車体価格、基本的な装備についても値引きの提案はなく他社と比較すると高い印象となった。
スズキ キャリー
スズキ キャリーのプラスポイント(主観)
ホンダと比較して10万円安い。
エアコン、パワステ付き2WD、5MTで車体価格85万円。
誤発進、衝突抑制機構が標準装備。
運転席が後ろに大きくなったスーパーキャリーが販売されている。
スズキ キャリーのマイナスポイント(主観)
特に可もなく不可もなく、無難、特徴がないとも言える。
スーパーキャリーは納車が3ヶ月待ち。
試乗出来たら気持ちが変わっていたかもしれないから残念だった。
スズキのホームページ上でのオンライン見積もり
スズキ キャリーKC エアコンパワステ付き
エアバッグ運転席 助手席あり
フロアマット等の標準的なオプション付き
見積もり結果は 96万7466円
スズキのホームページから簡単にオンライン見積もりを見ることが出来ます。
店舗での見積もりはほとんど同じくらいでした。
ダイハツ ハイゼット
ハイゼット トラックのプラスポイント(主観)
軽トラックで唯一 衝突回避ブレーキシステムが搭載。(オプションで5万円)
軽トラの新車販売台数が長い間トップ。
カラーが豊富で、内装に使いやすい工夫がされていたりして、軽トラにも力を入れていることがよく分かる。
2WD、5MT、エアコン、パワステ付き、助手席エアバッグ付きでで85万円。
来店時の店舗見積もりでは車体価格から2万円5千円程度値引きがあった。
フロアマット等の標準的な装備の値引きが2万5千円程度あった。
昔の軽トラと比較すると室内の収納スペースが多くなって使いやすそうだった。
ハイゼット トラックのマイナスポイント(主観)
エンジンが運転席下にあって重量バランスが悪い。(らしい)
エンジンが近いので振動、音、熱を感じる。(らしい)
マイナスポイントとして挙げられるのは、軽トラのクルマとしての欠点みたいなところで
アウトドア遊びのための道具として、軽トラを選んだ時点で初めから割り切っている部分でもある。
迷わず選んだのはダイハツ ハイゼット
各社のディーラーをまわって、見積もり、実車の試乗、営業さんの説明を聞いた後
僕の中で結論はダイハツ ハイゼットでした。
元々クルマを買う予定は無かったので、出来るだけ費用を抑えたかったので同じようなグレードで車体価格が10万高いホンダは避けました。
スズキとダイハツは価格はほぼ同じでしたが
決め手となったのは衝突回避ブレーキシステムのスマートアシストです。
スマートアシスト
大きな交通事故の加害者になることも十分にあり得るので、事故を防いだり、軽減するための衝突回避システムが5万円でつけられるのはとても魅力的ですね。
スタンダード 83万1600円
スタンダード+衝突回避システム 88万5600円
狭いなりに居住性を高める工夫
シートがけっこうスライドするのは意外でした
最近の軽トラは収納スペースも確保してるみたい
座席下エンジンと荷台エンジンの差
ホンダの荷台下のエンジン音とダイハツの座席下のエンジン音を比べてみたけどそんなに変わらなかった。
明らかにエンジンが離れているホンダの方が有利なんだけど
どちらもそれなりにウルサイのは間違いない。
静かさを求めて軽トラは買えない。
購入したグレード、カラー、オプションを公開
スタンダード(衝突回避システム付き)
車両本体価格 88万5600円
ダイハツはたくさんカラーが選べる
たくさん色があって面白いですね。
カーキは普段使ってるタープとハンモックと同じ色味ですごく良かったんだけど、田舎における「白の軽トラのステルス性」を捨てることが出来なくて、結局白にしました。
助手席エアバッグを追加
室内が狭く、座った姿勢が高い軽トラックは衝突時に前方にぶつかる可能性が高く感じたので、助手席エアバッグを付けました。
華奢なボディの軽トラだからこそ家族が事故にあった時に、怪我が軽減されれば良いなと思います。
オプション価格 21400円
キーレス、パワーウィンドウを追加
キーレスはどうしても欲しかったので、省力パックを追加しました。
雨の日にクルマの前でガチャガチャするのとか耐えられないんです。
・キーレスエントリ
・集中ドアロック
・パワーウィンドウ
オプション価格4万3200円
下回りの防錆塗装を追加
海によく行くことになるし、錆びだしたらメンテナンスが面倒なので少しでも長持ちするように防錆パックを追加しました。
ボディーカラーの白もそうですが、錆止めオプションは中古で売りに出す時のことを意識してます。
オプション価格 2万7000円
基本的なオプション
軽トラのフロアマット、荷台シートなどほとんどのものはネットで探せば安いものがあります。
ダイハツでは、以下のような装備品の値引きが初めから用意されていたので純正を注文しました。
・フロアマット 約7千円
・ドアバイザー 1万円
・荷台のフチのカバー 1万円
そのあたりのこともちゃんと説明してくれたので、担当者さんの印象がとても良かったです。
納車までの期間は約1ヶ月
車種、オプション、工場の受注状況によりますが大体1ヶ月ほどで納車されるそうです。
今回契約した車は、安価でシンプルですので比較的早めに納車されるかもしれませんね。
発注は3月26日で納車予定日は1ヶ月後の4月25日です。
ただ、今回「交通事故で通勤手段がなく急ぎでお願いしたい」と言ったところ工場に掛け合って早めに納車してくれるとのことでした。
今年のGWは10連休でたくさん使いみちがありそうだから4月中に納車されると嬉しいな。
初回来店時の見積もりと契約時の金額の差
初回来店時の見積もりと最終契約の金額はほとんど同じでした。
初めから、値引きを含めてこのくらいが最終的な金額になりそうだと伝えられていたので分かりやすかった。
一応、契約前に数万円の値引き交渉をしたが、元々車体価格が安い最低グレードのクルマなのでこれ以上は厳しいということだったので、気持ち程度に端数を落としてもらった。
気になる値引きはこれくらい
車体価格から約2万5千円値引き
88万5千円→86万円
基本的な付属品の値引き(フロアマット、荷台ゴムカバーなど)
約2万5千円の値引き
購入代金の内訳
本体車両価格 | 861330円(24270円の値引き後) |
---|---|
オプション総額 | 95764円(24440円の値引き後) |
税金・保険・諸経費 | 77906円 |
合計 | 103万5千円 |
今回の購入金額は
103万5千円
まとめ
これから長い付き合いになりそうなんで、軽トラで外遊びを楽しんでこれまで以上にワクワクする体験をしていきたいなと思います。
今後は、道が悪いサーフポイントにもクルマを気にせず行けるようになるので波乗りも楽しみです。