痛々しいケガの瞬間が映像に残されていた
ミックファニングが靱帯損傷の大ケガで全治6〜12ヶ月と診断
過去に3度ワールドチャンピオンに輝き、その圧倒的なスピードからWHITE LIGHTNING(白い稲妻)の異名を持つミックファニングがサーフィン中の怪我で長期療養が必要と報じられました。
何が起こった?
サーフメディア「STAB MAGAZINE」の人気企画「STAB IN THE DARK」の撮影中の出来事だった。
ミックによると
「チューブを抜けて、レイバック系の技をしようとしていたターン途中で膝が外れたような感覚があったんだ。」
この時、右膝の前十字靭帯が切れてしまったようです。
前十字靭帯(ACL)とは?
画像:聖路加国際病院
前十字靭帯を損傷すると膝の前後方向の不安定性を生じます。
治療方法、手術は?
完全に断裂している場合、単純に縫合するより自分の他の部位の腱を移植することが多いようです。
前十字靭帯再建術は国内外で広く一般的に行われている手術で、ほとんどの方が問題なく日常生活に戻り、競技復帰を果たしています。
治療にかかる期間は?
6ヶ月から1年は治療に専念する必要があり、その期間はサーフィンすることが出来ないという。
それでも、ミックはポジティブに以下のようにコメントしている。
「もし、6ヶ月で復活出来れば最高だね。
1〜2月はゴールドコーストのサイクロンシーズンだからその時期に間に合うといいね。
今開拓してみたい新しいサーフポイントがいくつかあって、また復活する日に向けて準備を進めて行こうと思う。」
人気企画のSTAB IN THE DARKとは?
有名サーファーが世界の有名サーフブランドの板を試乗し、最も調子の良いボードを決めるという企画。
サーファーにはサーフボードのブランド、シェイパーなど情報一切明かされず、ボードの性能だけを評価する。
そして、ボードを提供するシェイパーにも誰がボードを評価するのか事前に知らされていない。
これまで2016年からデーンレイノルズ、ジュリアンウィルソン、ジョーディースミスがこの企画に参加。
実は過去にもミックファニングは同企画に参加した経験があり、その舞台はなんと台風接近中の日本でした。
これまではStab Magazine のyoutubeチャンネルから無料配信されて同企画は、このミックの最新回を無料公開していないようです。
iTunesで有料配信中
有名シェイパーのボードでもお構いなしに評価する。
評価を受けるブランドはChannel islands、DHD、JS、CHILI、RUSTYなどメジャーなブランドばかりだが、有名サーファーたちがそれぞれのボードのフィーリングについて厳しく評価する。
一見調子が良さそうに見えるボードについても酷評する場面が見られ、一流サーファーがボードに求める水準の高さが伺える。
それにしても、世界のトップサーファーはボードへのコメントもキレッキレで気持ちが良い。
過去のSTAB IN THE DARKはこちら
デーン・レイノルズ
ジュリアン・ウィルソン
ジョーディー・スミス
ミックファニングの一日も早い回復を祈ります。