どうやったら上手くターンが出来るんだろうと悩んでいた時に見てすごく影響を受けた映像(コメント)です。
無理やりターンすることをやめてから、スピードを楽しむようになり、スピードを出せる道具を使うようになってサーフィンの世界が広がりました。
サーフィンをする中でスピードを出すことが一番好きなんだ。
どんなターンを繰り出すなんてことは気にしないで波のすごく高い位置を走って、最大限スピードを出してそのスピードを楽しむんだ。
そして、波の上で一番スピードが出せる場所に行くためにターンをするんだ。
それがターンをする意味であって,波の上で全部をつなぎ合わせながら波に乗ってるんだ。そうすると楽しさが溢れ出して、本当に気持ちよくて、子供の頃にサーフィンしていた時のような新鮮な気持ちにさせてくれるんだ。(ウミヤマによる意訳)
My favorite thing to do in the world is just go as fast as I can.Go really high and get as much speed as I possible,and appreciate how much how fast you can.Not even think about turning,obviously putting yourself in the right place of the wave to get much speed but that’s the only turning was involved.and how you link everything together and finish the ride or how much emotions you’re pouring out.you know you can see that when someone rides the wave or stuff like that was just so felt good to do.It just so fresh,made me feel like a Grom again.
引用:Sptember Sessions
September sessions
動画の長さ:1分30秒
ロブマチャドのライディングからターンの極意を盗む
動画の中でも本人が「I like high lines」と語っている様に、ロブマチャドはハイラインを強く意識したライディングをするサーファーだと思います。
ボトムから突き上げる様な「当てるリッピング」よりも、高い位置から降るラインの途中でホウキでさっと掃くような下向きのターンが多く見られます。
中級者の多くが強く当てることを意識しすぎて、結果的にブレーキになっています。
ロブマチャドのライディングをお手本にスピードが増していくターンのやり方を紹介します。
<中級者向け>ターンの練習方法
ターンを成功させるために必要な要素は3つです。
①スピードが出ている
②波の高い位置にいる
③後ろ足がテールよりに乗っている
この3つはターンを成功させるために欠かせません。
コンディションは腰〜胸程度のサイズがあって、比較的掘れた波の方がターンしやすいです。
いきなりプロサーファーのような激しいターンをしようとすると
ボードに余計に力が加わって失速してしまいます。
軽いターンをしながらその波のリズムを感じ、ここぞというところで思い切ってターンしてみるといいでしょう。
スピードをつけるハイラインを意識したライディング
⑴高い位置でのテイクオフから
⑵ハイラインを通る
⑶素直に降りる
⑷スピードを維持してボトムターン
⑸再びハイラインを通って、大きなターンに繋げます。
ロブマチャドのライディングから「払うターン」を盗む
ロブマチャドの特徴的なターンに「払うターン」があります。
「払うターン」というのは僕が見た印象で名前をつけたんですが
英語では「sweeping」=ほうきで掃くようなターンとも表現されると思います。
以下の連続写真は、ライディングの最後におまけのように軽くターンをしているところですが、このくらいの軽いターンを真似しながら体の使い方を身につけて行くと上達が早くなります。
浅めのターンで波の上の方にボードを走らせ
後ろ足はデッキパッドのギリギリに乗っています。
上半身を開くことでターンをリード
ボードが高い位置から降りるラインで後ろ足をプッシュ
さすがマチャド先生のフィニッシュはご覧の通り派手ですが、ターンに慣れていない人でも降るラインの中で後ろ足をプッシュする方がスピードが落ちない自然なターンになります。